赤ちゃんのIQを少しでも上げる方法

子供の知能面での成長で一番大切な事は教育なのだろう。
しかし、生まれたばっかりの赤ちゃんに教育は無理だ。
教育以外の環境面で、IQへ僅かではあるが影響を与えることがある。
少しでも赤ちゃんのIQが上がるように、環境とIQとの関係について調べてみた。

母乳で育った子供は、少なくとも15歳まではややIQが高い傾向があるようです。

出典:書籍「妊娠中の運動ハンドブック

これは色々なところで書かれている。本の中では、DHAが母乳に含まれていることや授乳による母子交流が理由としてあげられるのではないかと推測している。
人工乳であっても、DHA入りを選択したりミルクの飲ませ方を工夫することで同じ効果を期待することができそうだ。
他の調査結果では、「出産後に魚油サプリメントを飲ませた試験により、生まれてからDHAなどを飲ませてもIQを高くする効果は期待できない」という結論が出ている。
なぜ母乳にDHAが含まれる場合は効果があり、魚油サプリメントでは効果がないのか疑問だ。

母乳育児を1年間続けた子どものIQは、そうでない子どものIQを約4ポイント上回った

出典:母乳育児でIQが上がるとの論文、信ぴょう性は?

こちらの調査結果では具体的なIQポイントが書いてある。
4ポイントだとクラスの中くらいの人が、クラスの中の上ぐらいになるかも。
母乳そのものが理由なのかどうかはまだわかっていない。
さらに、「生後半年間母乳のみを飲んで育ち、それ以降は補完食(母乳を補う飲食物)を取り入れながら母乳を飲み続ける、という、WHOで推奨される『理想的な母乳育児』を行った場合はもっと結果がよくなる」ということだ。

8歳時のIQテストを見ると、母乳、ミルクにかかわらず、時間を決めずに授乳した子のIQは約5ポイント高かった

出典:Babies fed on demand do better at school… but it’s not so good for exhausted and grumpy mothers
出典:パパママ必見! 時間を決めず欲しがった時に授乳した方が子どもの頭は良くなるという研究結果

3時間おきなど時間を決めて授乳していた場合に比べて、赤ちゃんがほしがった時に欲しがっただけ授乳した場合の方がIQは約5ポイント高かったということ。
さらに14歳でも、SATsという学力テストで好成績だったということである。
これもクラスの中くらいの人が、クラスの中の上ぐらいだろうか。
だたし、「時間を決めて授乳していた母親は、若い、シングルマザー、公営住宅住み、かつ学歴も低い傾向」があり、母集団が違うのでどこまで授乳の影響なのかはわからない。

授乳期間が長くなるほどいずれの年齢においても児の知能アウトカムが向上する傾向が示唆されたが,母乳に限定した場合でより顕著であったという

出典:母乳による授乳期間が長いほど児の知能が向上

母乳での授乳期間が長ければ長いほどIQスコアが高くなるという調査結果だ。
ただし、これでは12カ月までの調査になっており、それ以上長くなった場合どうなのかは分からなかった。
さらに6ヶ月までの調査になるが、母乳限定で育てた期間が長い方がスコアが高かった。
12ヶ月以降の断乳や6ヶ月以降までの母乳限定についてはこの研究結果では分からない。

幼少期に加工食品や脂肪分および糖質の多い食事を取っていた児童と,サラダや米,魚や果物など栄養バランスの取れた食事を取っていた児童とでは,8歳半時点でのIQに差があった

出典:幼少期の食生活が8歳半時のIQを左右する?
出典:Danger of a junk food diet for children: Study reveals toddlers who eat more chips, crisps, biscuits and pizza have lower IQ

高脂肪・高糖質中心の「加工食品生活」よりも肉・野菜中心の「伝統的食生活」。
肉・野菜中心の「伝統的食生活」よりもサラダ・米・パスタ・野菜・果物を均等に取る「健康的食生活」。
面白いのが4~7歳時での食生活が、8歳半時のIQに与える影響はなかったことだ。
あくまで3歳時の食事が、8歳半時のIQに影響を与えている。

生後6カ月から24カ月にかけての食生活が8歳になったときのIQに、「小さいけれど重要な」影響を与える

出典「子供にジャンクフードを食べさせちゃダメ」は本当だった! 幼い頃からジャンクフードを食べているとIQが低下することが判明
出典:Giving your child junk food can lower their IQ, claim scientists

こちらでも上の調査結果とほぼ同じことを書いている。ポイント数ではわずかだが、生涯に渡る影響があるとのこと。

「インスタントのベビーフード」も、子供たちのIQにマイナスの影響を与えるということがこの研究により判明

これが日本の市販の離乳食がこれに当たるのかはわからない。また、原文の方を読むと、

6ヶ月の子にはインスタントフードは悪い影響があったが、24ヶ月の子にはいい影響があった。

ということである。便利なのでうまく使いたい。

体罰で子供が攻撃的になるだけではなくて、その後の人生で、うつ病、不安とドラッグや飲酒を含むメンタル・ヘルス問題に結びつき、IQテスト成績と物質濫用の可能性に関与する脳部分を変化させ、感情とストレス規則を含む脳エリアにすごく影響する可能性があるという

出典:子供に体罰を加えると、その後子供が反社会的になる
出典:Do You Spank Your Kids?

体罰というと大げさだが、子供を躾けるのに平手で叩くことが悪影響があるらしい。
Distraction(気をそらすこと)やRedirection(リダイレクト。ブロックを投げる場合、ボールに持ち替えさせる)などの方法が体罰に変わり有効だとのこと。

第一子は弟や妹よりも問題行動が少なくて、学力テストの成績もいい。第二子のIQのスコアは第一子より平均2㌽低く、第三子のスコアは第二子よりさらに低かった。

参照:書籍「0歳からの教育 2014年版 – ニューズウィーク日本語版」
リンク→0歳からの教育 発達編 (MEDIA HOUSE MOOK)

兄や姉が幼くして亡くなり長男となった場合もIQテストで高得点であるため、先天的な能力差ではない。

  • 第一子という立場そのものが違いを生む。
  • 親のリソースがより多く注がれる傾向にある。
  • 幼児時代の親(大人)との会話量が相対的い多い。

などの理由が考えられている。

感想

調べた結果以上の方な方法が挙げられるが、どれも天才になるなど人生が変わるほどのIQの差がでるわけではないようだ。
食事など健康面からは気をつけるのは当たり前だが、あまり神経質になるよりは教育に力を入れたほうがよさそうだ。
IQが高いのわいいことばかりではなく、ドラッグやアルコールに依存しやすくなるとか悪い面もある。
子供の頃だけ頭がよくてもしょうがないので、努力を継続する力や集中力の方が大事なように思う。

最後に

面白いのを見つけたので見てみてください。GIQという子どもの能力遺伝子検査です。こちらからどうぞ→自宅でカンタン【GIQ子ども能力遺伝子検査】
自分の子供が生まれながらにしてどんな能力を持っているかを遺伝子から解析するそうです。自宅で簡単に、子供の遺伝子的な能力鑑定を国内の医療機関でしてくれるそうなので安心です。ただ、どんな結果になるかは少し怖いですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする